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産業廃棄物とは?

産業廃棄物は、企業や工場などの事業活動に伴って発生する廃棄物のことを言います。具体的には、製造業や建設業、農業、医療などの業種から発生する廃棄物で、法的に定められた基準に基づいて管理・処理される必要があります。

産業廃棄物は、その性質や種類に応じて、適切に処理しないと環境や健康に悪影響を与えるため、法律に基づいた管理が求められ、一般産業廃棄物、特別管理産業廃棄物に分けられています。

一般産業廃棄物は、通常の事業活動から発生する廃棄物で、紙くずや木くず、プラスチック廃材や金属くず、ゴムくずなどがあります。

特別管理産業廃棄物は、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸・廃アルカリ、有害金属を含む廃棄物など有害な物質を含むため、特別な管理が必要な廃棄物です。適切に処理しないと環境や人間の健康に重大な影響を与える可能性があるため、厳重な管理が求められます。

産業廃棄物は、種類によって焼却処理、埋め立て処理、リサイクル、化学的処理など処理方法が異なります。

焼却処理は、燃焼することで処理されます。特に有害物質を含む場合は、専用の設備で焼却され、残留物も適切に処理されます。

金属、プラスチック、木材などの再利用可能な素材は、リサイクル施設で分別・処理され、新しい製品の原材料として使用されます。

リサイクルや焼却が困難な廃棄物は、最終的に管理型の処分場で埋め立て処理されます。

廃酸や廃アルカリなどの化学廃棄物は、中和処理や分解処理を経て無害化されます。

産業廃棄物は、廃棄物処理法に基づいて管理されており、事業者には適切な処理義務があります。産業廃棄物の収集、運搬、処分は、許可を持つ業者に委託しなければならず、また、処理が終了した後も適切に管理されているかの確認が求められます。

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